ロマネスクゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校・大学教師体験からの演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、ロマネスク・ゴシック彫刻の魅力について語ります。

〔944〕ラサール石井講演会は一人芝居を見るようでした。

 昨2026年7月4日、社民党幹事長のラサール石井さんの講演会が清瀬駅近くのアミューで開催されました。約40人の前で一人芝居を演じるかのように、約1時間半語り尽くされました。幼少期、受験期の体験、議員になって初登庁の時の様子、議員としての活動、そしてもちろん昨今の政治状況を危機的に捉えて分かりやすく明確に語られました。
 アンケートに基づいてのコメントは約30分、こちらも流れるような語りです。約2時間、お疲れ様でした。
 当日の写真スナップ、12ページになる詳細な資料、最新の社民党のニュースレターなどご紹介します。
  ラサールさんはまさに千両役者でした。

司会は千葉正隆さん

清瀬・くらしと平和の会後援会会長,阿部洋二さん

ふせ由女清瀬市議のラサールさん紹介、議会報告など

ラサール石井 国政報告会レジュメ

◆忘れられない6月23日「慰霊の日」

            大矢英代(カリフォルニア州立大助教授)

 大学院生の頃、波照間島に住んで「第二の沖縄戦」とも呼ばれる「戦争
マラリア」のドキュメンタリーを作っていた。
 6月23日、「慰霊の日」のことが忘れられない。(中略)
 沖縄には、「慰霊の日」では区切ることのできない戦争の実像がある。
 本島南部で、正規軍同士の組織的戦闘が終わったとしても、八重山の
人々は、日本軍によるマラリア有病地への強制移住の最中にいた。9月の
降伏文書調印後も、マラリアによる死者は後を絶たなかった。
 戦争マラリアで、両親をはじめ家族9人を亡くした浦仲の
孝子おばあは、「戦後生きていくのがつらかった」といつも言っていた。
 八重山民謡「真南風乙節(まへーらつぃぶし)」を聞くと、ポロポロと
涙を流していた。
 日本語訳の歌詞はこうだ。「五歳で父を亡くし、七歳で母を亡くした…
父が生きていたら、縁のある笠を被ってみたかった。母が生きていたら、
袖のある着物を着てみたかった」
 「慰霊の日」に想いをはせる時、23日で終わらなかった戦争と、
人々の痛みを感じてほしい。
       (6月29日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より抜粋)

◆良心損壊の悪法案
  自由な言論は自主規制され疑心暗鬼と相互監視社会への道
                                                                        鎌田 慧(ルポライター)

  国旗を汚損すれば逮捕される、という悪法案が 26日、衆院内閣委員会
で可決された。
 「国旗損壊罪」創設法案。自民、日本維新の会、国民民主、参政の4党
が共同提出、チームみらいが賛成した。反対は中道改革連合と共産党。
このままでは今国会で成立しそうだ。
 現行犯なら、警察官ばかりか「私人」でも逮捕できるので「日の丸」あ
るところ、監視の眼が光るようになる。

 「人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」で「公然と
国旗を損壊、除去、汚損」した場合、2年以下の拘禁刑などを科す。
 「愛国心も醸成される」とは法案提出議員の期待だが、不快、嫌悪の
感情を催させたというだけの理由で逮捕、拘禁。
 刑罰で愛国心を強制する「非国民狩り」とも言える。
  日の丸かざしての暴力が始まる。

 庶民の生活はなおざりにして支配・軍備の強化に躍起となっている高市
早苗首相は、政府のインテリジェンス(情報の収集・分析)の司令塔とし
ての「国家情報会議」創設法を成立させ、これから「スパイ防止法」を
制定、「対外情報庁」を設置しようとしている。
 日本型CIAの創設である。
 スパイ防止の動きは外国人への監視とその「手先」(協力者)を狙う
密告へと進む。
 内閣批判などの自由な言論は自主規制され、疑心暗鬼と相互監視の暗い
社会へ向かいそうだ。
 いつかきた道だ。
               (6月30日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より)

〔943〕石仏の画家・清志初男さん(矢部顕さんからのメール)

●福田三津夫様

宮崎賢さんが「らい予防法廃止30年・かくりの証言」第6回
をアップしました。

www.youtube.com長島愛生園の洋画家・故清志初男さんの紹介です。
たくさんの石仏を描いてきた画家で、石仏の祈りのなかにある
絶望、安堵、喜び、悲しみを描いてきました。

長島愛生園にあった高校の新良田教室の寮をアトリエにしていて、
わたしはアトリエに何回か訪ねて親しくしていただきました。
石仏ではなく風景画も描かれ、その一つをいただきました。

矢部 顕

〔942〕足踏み水車(あしふみみずぐるま)ってご存じでしょうか?(矢部顕さんからのメール)

●足踏み水車(あしふみみずぐるま)ってご存じでしょうか?

水車(すいしゃ)は川の水の流れで回転し、回転するエネルギー
を利用するものです。これはご存じでしょう。

足踏み水車は、用水路などで水の流れのないところに設置して、
人間が乗っかって体重をかけて足で回すものです。
これによって低い水路から高い田んぼに水を入れる仕組みです。

低いところから高いところに水を汲み上げるには、これしか
なかったのです。

江戸時代中期から、明治、大正、昭和の戦前まで使用されていて、
農家の必需の農具でした。
非常に高価だったのか庄屋さんが持っていて、農民に貸したりする
時代もあったようです。
戦後、エンジンポンプが普及したことによって急速に廃れてしまい
ました。

極めてまれなのですが、倉庫の奥に眠っていたのが発見されたりします。
今や不要の農具なので、ほとんど焼却処分されます。
発見の知らせがあると、私は軽トラを走らせてもらい受けに行きます。

どうして貰い受けに行くのか?
近くの小学校の5年生が総合学習の時間にお米つくり体験をしていて、
私はこれを指導している近所の農家のお爺さんなのです。

子どもたちがお米つくりをしている学習田に、足踏み水車を設置して
子どもたちに足踏み水車の体験をしてもらっているのです。

来週、田植えをするのですが、その前に田んぼの代掻きをせねば
なりません。代掻きをするためには、田んぼに水を入れる必要が
あります。そこで、足踏み水車を子どもたちが乗っかって回転させて
田んぼに水を入れるのです。

おっかなびっくりで水路に落ちそうになる子もいるのですが、
コツをつかむとどんどん上手になります。(6月18日)(以前送信)

6月18日に足踏み水車で田に水をいれて代掻きをして、大雨で
延び延びになって6月29日に田植えをしました。
もちろん手植えで、田植え綱(このような昔の道具があります)を張って
綱の印を目印にして植えていきます。
田んぼは代掻きをしているので、泥の状態ですが、子どもたちは泥が
嫌だなぁとの感覚がだんだんやっているうちに、泥の感触が心地よいもの
に変化していることが伺われます。

田植えの苗は、子どもたちが教室のベランダで、苗箱に土を入れ、種を
撒いて、毎日毎日ジョロで水をやって育てたものです。

植え終わると、また田に水入れを水車でやりますが、希望者が殺到して、
かつ、とても上手に回転させて水入れをしました。

この4月に赴任してきた新任の校長もすっかり足踏み水車にハマって
しまいました。

6月18日と6月29日の写真を添付します。
矢部 顕

〔941〕憲法チラシの改定版、憲法改悪の「自衛隊明記と緊急事態条項」について、「今までよりわかりやすく」を心がけて作ってみました。(塚越敏雄さんより)

●いつもお世話になります。
 憲法チラシの改定版を作ってみました。
今回は、憲法改悪の「自衛隊明記と緊急事態条項」について、
「今までよりわかりやすく」を心がけて作ってみました。
 いかがでしょうか。 
          塚越敏雄

 

 ◆再審法と市民運動                  鎌田 慧(ルポライター)

 1年2カ月前、わたしはこの欄で「再審法」改正で証拠の全面開示と
検察官の不服申し立ての全面禁止を決定した、と書いた。4月1日、
エープリルフールの願いだった。
 その3週間前、「狭山事件」の石川一雄さんが、62年間、無実を訴え続
けながら急逝した。再審開始の朗報を聞けないままの無念の死だった。
 再審制度を見直す刑事訴訟法改正案で、最大の問題だった検事抗告は
「全面禁止」ではなく「原則禁止」とされた。その違いは「十分な根拠が
ある」と検察官が判断した場合には抗告できる、との抜け穴の設置である。
 もうーつの課題である、検察官が入手し、保管する「証拠」を再審
請求者に「全面開示」する、は再審請求理由に関係するものだけに、と
限定された。
 さらにそれ以外にも冤罪(えんざい)者への支援運動や報道に使用する
ことには規制を強め、違反は罰金刑とする、との改悪である。
 これは袴田事件で敗退した検察側の総括の結果とも言える。
 しかし「附帯決議」には、弁明っぽく書き加えられている。
  「誤判による有罪判決を未然に防止し、冤罪被害者を生まない刑事司法
を実現していくためには、通常審における適切な証拠開示制度が必要不可
欠であり、その運用状況を踏まえつつ、不断の検討を行っていくこと」。
 これを厳格に実行させて、道を拓(ひら)いていこう。
              (6月16日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より)

 ◆ある高校教師の言葉
  「戦争反対。改憲反対。警察宮にだって労働権を」

                              前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 19日の国会正門前行動では、右翼の妨害をはね退けながら、様々な
市民が切実な訴えを行った。
 その中で僕が最も感銘を受けたのは、最近組合に加入したという高校
教師の男性の発言だ。
 「私の専門は国語科です。言葉を子どもたちに伝えるのが仕事です。
 言葉というのは、人間の魂を満たして、精神を成熟させ、最後には自由
を獲得するために学ぶんです。他者を抑圧する手段であってはならない
し、 ましてや権力に隷従させるために、私は子どもに語りかけているの
ではありません」
 まさに教育の本質に迫る言葉ではないか。この教師と学ぶことができる
生徒は幸せだと思う。
 驚きだったのは、彼が警備に当たる警察官にも言及したことだ。
 「多くの警察官は市民の安全を守るためにこの道を志したのだと思いま
す。しかし戦争が近づき、弾圧を命令されるようになったら、それは弾圧
する側の警察官の尊厳だって踏みにじられるのではないでしょうか」
 そうなのだ。「権力の犬」と一括(くく)りにされるが、警察官も市民で
あり、労働者であり、尊厳ある個人だ。高市政権を支持しない人も、改憲
に反対の人も、過剰警備に疑間を持つ人もいるだろう。
 最後に彼はこう言った。
 「戦争反対。改憲反対。警察宮にだって労働権を」。
 警察官たちはどう聞いただろう?
          (6月21日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

 ◆沖縄米軍基地と日の丸           鎌田 慧(ルポライター)

 今日23日は沖縄慰霊の日。全島戦場となって4人に1人が死亡した。
空襲の悲惨は日本各地でも体験していたが、米軍兵士が上陸した沖縄での
集団自死や日本兵による虐待、虐殺までは伝わってなかった。2015年、
翁長雄志県知事が菅義偉官房長官に会って名護市辺野古に米軍新基地が
建設される苦悩を語った。
 しかし、「戦後生まれなので沖縄の歴史はわからない」と突き放された。
 いま、辺野古沖で埋め立てが進み、大浦湾側でも工事が始まっている。
水深70m下、軟弱地盤に7万本の杭を打ち込む大環境破壊だ。その工事
の強行に対する抗議船が、転覆事故を起こした。高市早苗内閣は平和教育
の規制強化を一気に進めようとしている。
 沖縄の悲劇は、戦時中ばかりではない。今も基地の島とされ、本島の
嘉手納基地ばかりか、石垣島、与那国島に至るまで「台湾有事」に備えた
ミサイル配備が強化されつつある。
 かつて沖縄への矛盾の集中と日の丸の強制に抗議して、1987年10月
「海邦国体」開催会場でひとりの平和主義者が会場の日の丸を焼き捨て
た。器物損壊罪と建造物侵入罪、威力業務妨害罪で逮捕された。懲役1
年、執行猶予3年だった。それ以降は全くない事件だ。
 が、いま準備されている国旗損壊罪は2年以下の拘禁刑などという。
 恐ろしい刑罰だ。
          (6月23日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より)

〔940〕岡山県浅口市にある金光学園こども園を訪問して、「青い目の人形」ベッシ―ちゃんに会いに行きました。(矢部顕さんより)

●福田三津夫様 
先日6月22日、岡山県浅口市にある金光学園こども園を訪問して、「青い目の人形」ベッシ―ちゃんに会いに行きました。 
同行したのは、先日6月8日わたくしが「青い目の人形」についての講演をした岡山市子どもセンターのスタッフ4人とともに訪問しました。 
ベッシーちゃんは保存状態がとても良くて、100年前の人形とは思えない可愛いものでした。現在でも瞼が開閉するのには驚きました。寝かせると「ママァー」と泣く機能は動きません。写真を添付します。
岡山県には238体の青い目の人形が贈られてきましたが、現存するのはたった3体でそのひとつがベッシーちゃんです。
この園には、青い目の人形を日本に贈ろうと提唱したギューリックさんのお孫さんが祖父の願いを継承して、新アメリカ人形を縁あるところへ寄贈されたオードリーちゃんもいました。(2004年)
 
ところで、わたくしが現役スタッフのときに、ラボ国際交流に参加するラボっ子に講話をした。記録の冊子「青い目の人形」は福田さんはお持ちですか? 無ければお送りします。  矢部 顕

〔939〕「5年生が総合学習の時間にお米つくり体験をしています。私はこれを指導している近所の農家のお爺さんです。」(矢部顕さん情報)

●福田三津夫様

足踏み水車(あしふみみずぐるま)ってご存じでしょうか?
水車(すいしゃ)は川の水の流れで回転し、回転するエネルギー
を利用するものです。これはご存じでしょう。
足踏み水車は、用水路などで水の流れのないところに設置して、
人間が乗っかって体重をかけて足で回すものです。
これによって低い水路から高い田んぼに水を入れる仕組みです。
低いところから高いところに水を汲み上げるには、これしか
なかったのです。
江戸時代中期から、明治、大正、昭和の戦前まで使用されていて、
農家の必需の農具でした。
非常に高価だったのか庄屋さんが持っていて、農民に貸したりする
時代もあったようです。
戦後、エンジンポンプが普及したことによって急速に廃れてしまい
ました。
極めてまれなのですが、倉庫の奥に眠っていたのが発見されたりします。
今や不要の農具なので、ほとんど焼却処分されます。
発見の知らせがあると、私は軽トラを走らせてもらい受けに行きます。

どうして貰い受けに行くのか?
近くの小学校の5年生が総合学習の時間にお米つくり体験をしていて、
私はこれを指導している近所の農家のお爺さんなのです。
子どもたちがお米つくりをしている学習田に、足踏み水車を設置して
子どもたちに足踏み水車の体験をしてもらっているのです。

来週、田植えをするのですが、その前に田んぼの代掻きをせねば
なりません。代掻きをするためには、田んぼに水を入れる必要が
あります。そこで、足踏み水車を子どもたちが乗っかって回転させて
田んぼに水を入れるのです。
おっかなびっくりで水路に落ちそうになる子もいるのですが、
コツをつかむとどんどん上手になります。

昨日(6月18日)の様子が、本日(6月19日)の山陽新聞の記事として
掲載されました。
添付します。

学習田支援有志の会  矢部 顕

〔938〕講演会「ラサール石井「平和と未来」を語る」(主催/清瀬・くらしと平和の会 共催/清瀬女性会議)のチラシがなんと2種類できました。

  前ブログで紹介した 講演会「ラサール石井「平和と未来」を語る」(主催/清瀬・くらしと平和の会 共催/清瀬女性会議)のチラシがなんと2種類できました。Mさんの尽力です。
 転載歓迎です。よろしくお願いします。